【還らざる道】森林鉄道ネタ

刑事局長の弟(浅見光彦)シリーズの『還らざる道』。

「加子母署森林軌道東股線で木材運搬車が転落事故。造林手4人死亡」

「森林鉄道はなぜ廃止したのですか?」

「ここから森林鉄道で付知まで下ろしたんですけど」


ごく最近、セブンイレブンの書籍コーナーの前を通ったら、なんか見覚えのある列車が...

還らざる道,内田康夫,浅見光彦,林鉄,木曽,森林鉄道

そう、森林鉄道の運材列車。しかも、機関車が酒井工作所製C4型10t(DBT10型)。

王滝森林鉄道? 運材列車がなぜ?

そーいえば、刑事局長の弟シリーズに森林鉄道ネタがあったけな。ソレか...

結局、現物はなかったので、家に帰ってからネットで注文しました。

還らざる道,内田康夫,浅見光彦,林鉄,運材列車,森林鉄道

本書は2006年に刊行されたそうだが、その“新装版”と言ったところだろうか。
(林鉄イラスト表紙版は2014年11月7日発売)

かってTVでも放送されたそうだが、観ていない。まぁ、いつか再...放送するでしょう。

ちなみに、木曽ネタもけっこう出てきます。

さて、じっくり読むとするか。



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2 Comments

坊主岩太郎  

Re: 東股線

西宮後さん

こんにちは。ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます。

実際に起きた事故を元にしているのですか...
ちなみに、まだ読了してません。

そーいえば、東股の不動滝付近(ちょい上だったかな)に多重ヘアピンカーブ(通称:七曲がり / 桟橋状)があったそうです。
付知の上の方はモー15年近く入っていません。なかなか遠くて行けないのが残念です。

2014/11/27 (Thu) 01:16 | EDIT | 坊主岩太郎さん">REPLY |   

西宮後  

東股線

ご無沙汰してます。西宮後です
付知営林署付知森林鉄道東股線で1955(昭和30)年6月24日に起きた事故を元にしているようですね。
この事故については名古屋営林支局の資料「一世紀の年輪」の年表に出てるので新聞の地方版で該当日付後数日分を調べて見たのですが出て来ませんでした。
これだけの事故でニュースにならないのも妙なので日付が間違ってるのかも知れませんが??

作品の表紙はC4ですが実際の東股線は2級線でも軌道の状態が悪かったらしく、4.5t機が4車牽引するのがやっと。本線の運輸事業所6t機は宮島か日和立まで入線。2編成に分けて製品事業所機が続行運転で東股まで引き上げていたそうです。
1950(昭和25)年頃に軌道強化で東股まで5t機が入線可となり、機関車の機関換装でようやく単機牽引ができるようになったとか。

2014/11/24 (Mon) 21:38 | EDIT | REPLY |   

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