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王滝から'03秋『呪い』

Posted by 坊主岩太郎 on 19.2010 エピソードΦ   0 comments   0 trackback
Tag :クレーター シンガハタ池 木曽高速 林鉄 森林鉄道 王滝村 廃線跡 軌道跡 赤沢自然休養林 林道
【赤沢、お久しゅう】
今回も燃費のよろしい「王滝エクスプレス2号」での出勤と相成りました。
某所で組員(若頭)を拾って、マイドの中央道・八王子インターを目指す。 渋滞もなくすんなり中央道へ。
塩尻インターから塩尻高速(国道20号)を経て木曽高速(国道19号)へ。
最近、この「木曽高速」問題が何かと物議を醸している。ニュース番組の特集にまでなってしまっている。 しかし、この時は、時間帯が遅かったせいもあり、交通量は少なかった。
そうこうするうちに平沢のセブンイレブンに到着。当組指定(強制?/癒着があるのか)の買い出し処である。

★気温
塩 尻:7℃
贄 川:9℃
平 沢:8℃
奈良井:8℃
薮 原:8℃
福 島:9℃

時間的余裕があったので、上松(土場)に立ち寄ってみました。今年5月に来たときは、車の中からホンの数秒眺めただけでとっとと立ち去ってしまったが、今回は骨の髄までじっくりと見学することにした。ちなみに、その前に来たのが、2001年の6月。
「ありゃま?、ダイブ変わってしまったね」
びっくりしちゃったよ。だってこの変わり様。まあ、近々UPするんでそちらで確認してほしいし。
上松見学後、まだ時間があったので小川森林鉄道の未遡行区間をチロッと行ってから赤沢自然休養林へ行きました。
赤沢は何年ぶりであろうか……忘れてしもうた。
3年前、冬季閉鎖後に一度来たことあるのだが、このときは駐車場(停車場跡)の写真を2枚だけ撮って即引き返したのだ。 森林鉄道が動いている時は実に...

赤沢自然休養林,赤沢森林鉄道,上松町
赤沢自然休養林・赤沢森林鉄道

【かっぱえびせん1500円分?】
午前9時前赤沢に到着。当たり前だが、上松よりめっちゃ寒い。とても冷えている。 早速森林鉄道記念館を目指す。ボールドウィンが出庫するとこを撮影したかったのよ。 が、すでに引き出された直後で、その願いは叶わなかった。まあいいか。次回にしよう。 さすがにボールドウィンは人気がある。老若男女問わず群がっている。他の車輌はシカト状態。
9時30分発の一番列車に乗って丸山渡へ。座席はほぼ埋まっていたが、何とか前から2番目を確保した。ちなみに、出発直前まで外で撮影していたのだ。スピードが遅いといっても、オープン車なのでめっちゃ寒い!! マフラー持ってきてよかった。
丸山渡では、機回しの時間を利用して、係りの方に奥地(当地)の軌道についてあれこれ訊いてみた。
「そこに軌道が敷かれていてね、ここから6キロも続いていたんだよ」
「えっ! 6キロも」
「素晴らしすぎるぅ!!」
こんな会話で盛り上がっていたのだ。
どうやら出発時間のようだ。往路はほぼ満員状態だったのに、復路はガラガラ。ハテ、みんなはどこへ消えたのか。 ま、まさか、赤沢版バミューダ地帯でもあるのでは。さて我々も消えることにしよう。というわけで、列車を見送ってからうるし沢方へトボトボ歩き出す。
そうそう、ちなみに、片道乗車もできます。けど割高感が残るね。ぜひ片道設定も欲しいとこやね。
うるし沢で小休止して、今回の目的である奥地へと進んだ。前回はこの先にあるヘアピンカーブあたりまで来ている。あれは何年前のコトだろうか。思い出せない。
TOMO氏曰く「若年性のアルツハイマー」なのだろうか(笑)。

赤沢を後にして、小川森林鉄道の未遡行区間を、里へ向け順に辿って行った。
その前に、下柿沢橋梁(下柿沢線/コンクリ橋)上でちょっと遅い昼メシを食った。
その次は王滝本線の二子持停車場界隈に行った。ちなみに、今日の宿は王滝よん。
そろそろ陽が傾いてきた。急がにゃならん。
本日の総仕上げは、そう、「白巣峠」。峠まで完全舗装されたとの情報を聞いたので、早速行ってみようーと。
あらま、快適快適。あっという間に到着。滝越からMTBで登った時が妙にナツカシイヨ。あんときは、里からずっと(7キロ)ダートだったなぁ。
帰り際にクレーター痕といわれる“シンガハタ池”を見てからマイドの飯場・王滝食堂を目指した。
飯場で、いつもの「イノブタ焼き肉定食」を注文したのだが、なんだが味付けが悪い。お世辞にも美味しい、と言えないのだ。ツクリテが変わったのだろうか。同行の若頭も同意見であった。これに1500円も払うなら、かっぱえびせんを1500円分買って食ったほうがまだマシであった。まぁ、別に、カラムーチョでもチロルチョコとかでも良いのだが...
本日の宿は滝越ではなく村中心部に近いトコである。明日を考えると楽で良いのだ。また、滝越方にはもう用はないしね。滝越~中心部の移動って意外と時間が掛かるんだよね。
宿→1泊朝食付き4000円也。お風呂が綺麗で広く快適であった。部屋も広かった。
10時30分頃就寝。いや、11時頃だったかな。忘れた!!

【王滝の呪い】
この夜、王滝村は、満天の星空とはいかないものの比較的安定した天候であった。
「明日の天気は大丈夫ダネ!」
入浴後、宿前にある自販機で「ファンタ・グレープ」ジュース購入し、それを飲みながら星空を見上げていた。 部屋に戻っても特に天気予報なんぞ気にせず就寝。明日が楽しみだ。
翌朝6時過ぎに起床。なんだか、お外の様子がヘンだぁ。妙に煙っているのだ。目を凝らして見ると、な、なんと雨が降っているではないか。
「ぎょえ~~!!、聞いてねぇ~よ!!」
本降りではないが、道路はウエット状態だし、周囲の屋根も濡れている。 早速テレビを付けてチェックしようとしたが、なかなか天気予報をやってくれない。 やっとやったと思ったら、無情にも雨マークのオンパレード。どうやら夕方まで雨らしい。

朝食後、とうとう本降りになってしまった。
“死刑宣告”された瞬間であった。また、それは“Boban MAGIC”を完全に崩壊させた瞬間でもあった。
(とっくに崩壊してるよ、という話しも……)
ちなみに“Boban MAGIC”とは、遡行に支障を来す雨降りには絶対合わない神話。要するに、雨男ではない、ということだ。
本日の目的は、ずばり“瀬戸川2級線”。
「午前中で終えてゆっくり帰ろうカネ」
なんてお気楽に考えていたのだ。
実は、この瀬戸川2級線、以前2回もチャレンジしたのだが、いずれも時間の都合などで断念(途中でね)している。もっとも、いつでも行ける精神なので本気でやってなかったのだが。

さて、これからどうしようか。即時撤退するにゃ勿体ないしなぁ。 若頭と協議した結果、王滝村の林道をテキト~(車で行ける範囲)に放浪することにした。また、帰りがけに薮原(味噌川ダム)へ寄ることで若頭と合意に達した。
雨は依然として降り続いている。まるで、我々を王滝から追い払うかのように...
一昨年のS地区の悪夢がフラッシュバックする。
「こりゃ、“王滝の呪い”だぁ!!」
と、心の中で叫ばずにはいられなかった。

そうそう、宿で“ボールペン”と“漆器のお箸”をいただいた。記念品みたいなものよ。 王滝に何回も泊まっているがこれが初めてである。祭と何か関係があるのか。
そこらヘンをテキト~にぶらついてから一路薮原ヲ目指した。
薮原では味噌川ダム界隈の小木曾林鉄跡や林道を見聞する。ただ、雨が降っているので車で行ける範囲だけね。
それから村中心部にあるモーターカーを見て木曽路を去ることにした。
国道19号線・木曽路を抜ける頃には雨は上がっていた。

中央道・境川(山梨甲府)パーキングで昼食休憩。
このまま直に帰るのもオモロクナイ。時間もまだあるし。
ここで三つの選択肢が浮かんだ。
1)やっぱこのまま中央道で帰る
2)柳沢峠→奥多摩→青梅→圏央道
3)西沢渓谷の林鉄→雁坂峠→秩父→関越道
しかし、雨が降ってきたので(3)は除外。時間も相当掛かりそうダシ。
悩み抜いた結果“奥多摩”経由となった。では早速出発しよう。外は土砂降りであった。やはり西沢渓谷はムリであろう。

一宮御坂インターで降り柳沢峠へとコマヲ進めた。一般的にこの奥多摩経由は、中央道渋滞時のエスケープルートして重宝されているのだ。オラ的には、この奥多摩界隈はホームグランド(俗に言う“走り屋”)だったのよ。昔の話しだけど。
峠の茶屋で一服。若頭がダンゴを買ってくれたので食べる。なかなか美味しい。茶屋裏手にある林道ゲートを写真に収め出発。山梨県側は紅葉真っ盛りで見応えがあった。青梅市内で若干混んだもののその後は順調であった。

こうして今回の旅は終了したのでした。
瀬戸川へは行けなかったが、赤沢等々収穫も大きかった。
まぁ、木橋が落ちる可能性はあるが、瀬戸川自体逃げも隠れもしないし。
来年のお楽しみ、ということにしようではないか。
(実は、けっこうくやしかったりして/笑)

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うぐい川ウォーキング/仏岩延長について(詳細版その2)

Posted by 坊主岩太郎 on 18.2010 エピソードΦ   0 comments   0 trackback
Tag :うぐい川線 坊主岩 仏岩 林鉄 森林鉄道 国有林 王滝村 軌道跡 森林管理署 木橋
その2です。引続き、お付き合いください。

私(問い合わせに対応してくださった、観光協会の職員の方のこと)も、実際、以前に、森林管理署の人に案内してもらって、坊主岩よりも奥に行ったことがあるが、亘り板が腐っているところが多くあり、非常に危険であるということを、身をもって実感したというのが、そのときの正直な感想である。調査といった、業務上の事情があって入るのであれば、もちろん止むを得ないが、観光目的で入るには、リスクの大き過ぎるところであるというのが、個人的な正直な印象である。

坊主岩よりも奥は、非常に危険なところであるが、このまま放置しておくと、どんどん荒れてしまうので、なんとか手を入れることができないものかということを感じているのも事実である。

坊主岩よりも奥のエリアの具体的な整備の方法としては、仮設橋を架けたりすることも必要となると思われるが、かなりの高所であり、作業も大変であるとともに、車が近くまで入れないため、資材の搬入も大変であるという問題もある。

まとめると、以下のとおりである。
坊主岩から奥のエリアの整備を実際に行うことを王滝村サイドで真剣に検討したのは事実であり、今年、これが実現しなかったのは、不可能という結論に至ったためではなく、単に時間切れであったというところが強い。もちろん、先のことはわからないし、森林管理署との関係や合併問題もあり、解決しないといけない問題もいくつかあるが、来年(以降)に向けて、王滝村ではさらに仏岩延長の実現の可能性を探り、可能であればなんとか実現させたいという希望を持っている。

以上が、確認できた内容です。観光協会の職員の方は、非常に丁寧にご説明いただきました。感じた雰囲気としては、うぐい川の奥地に対して、観光面で価値があるという認識を強く持たれているようで、できれば、手を入れてなんとかしたいという希望はあるようでした。まあ、こういうこと自体の是非はともかくとして、今後もうぐい川奥地の軌道跡の整備の可能性は十分にあると思いますし、ウォーキングの仏岩への延長の可能性も十分にあるという印象を持ちました、特に、森林管理署の予算ではなく、村の予算の軌道跡の整備をしているということからは、あのエリアは、林業としての活用ではなく、村の観光資源としての活用がメインになっていることがはっきりとわかります。今後も、機会あるごとに、動向には注目していきたいと思います。
AUTHOR:TOMO氏(林鉄掲示板2003年10月12日掲載)

森林鉄道,林鉄,うぐい川,坊主岩,王滝村
旧王滝森林鉄道うぐい川線・坊主岩停車場跡のそばにある岩峰「坊主岩」
 2009年5月上旬撮影@坊主岩太郎

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うぐい川ウォーキング/仏岩延長について(詳細版その1)

Posted by 坊主岩太郎 on 12.2010 エピソードΦ   0 comments   0 trackback
Tag :うぐい川線 中之澤橋梁 仏岩 林鉄 森林鉄道 国有林 王滝村 軌道跡 森林管理署 木橋
先週の土曜日の9時過ぎ頃に、朝寝坊をしていたら、王滝村の観光協会からお電話をいただきました。以前に、仏岩延長の件で問い合わせをしていたことに対して、回答の電話をかけてきてくださったのでした。内容は、既にご報告させていただいたとおり、「予算や準備の都合もあり、今年は見送る。」ということでした。
この電話に対しては、寝ぼけていたこともあり、御礼だけを言って、切ってしまいましたが、やはり、もう少し詳しく聞いたおかねばと思い、(きちんと目を覚まして、頭を整理してから、)王滝村の観光協会に、今度は、こちらから電話をかけました。その結果、確認できた内容は、以下のとおりです。Bobanさんのご報告と、重なる部分もありますが、興味がおありの方は、参考にしてください。
AUTHOR:TOMO氏(林鉄掲示板2003年10月8日掲載)

うぐい川ウォーキングの仏岩延長については、村としてはそういう希望は持っているし、いろんな場で、そのようなことが話題にはなることがあるのも事実である。また、うぐい川の奥地が貴重な観光資源であると認識している(特に坊主岩の奥は、非常に美しく、まさに秘境と言えるようなところである。)し、なんとか活用したいという希望もある。ただし、町村合併の問題もあり、その部分だけに予算を投入できないという問題もあるため、難しい面もある。

坊主岩の奥には、木製の橋などが多くあり、それらが老朽化しているため、危険な状態であり、トレッキングツアーを実施するには、かなり本格的に手を入れないといけない可能性があることは、王滝村サイドでは認識している。そういったことを認識したうえで、それなりの整備をすることを、真剣に検討したが、結局は時間切れのような形で断念したということである。

この地域が国有林であり、森林管理署の管理下にあるということでも解決しないといけない問題である。工事をするためには、森林管理署との調整が必要であり、それもネックになっている。因みに、軌道跡の整備については、森林管理署の予算ではなく、村の予算で行っている。

行程的な問題もある。坊主岩の奥まで入って往復するには、相当な時間がかかるというのもネックである。実際、坊主岩まで往復するだけでも、かなりの時間を要している。また、もう少し奥まで車で入れようと思っても、森林管理署の許可がもらえない(のではないか)という事情もある。
長くなったので、とりあえず、残りの内容は次の投稿に続きます。


仏岩,うぐい川線,中の沢橋梁,廃線跡,林鉄
旧森林鉄道うぐい川線・中之澤橋梁から見た仏岩
 坊主岩太郎@2001年10月中旬撮影


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